みなさんこんにちは!アンドーです!
ついに2022年9月17日に、わたしの夢であったスパルタンレースに参加してきました。
今回は新潟開催ということで、場所は「ガーラ湯沢スノーリゾート」に東京から参加してきました。
5キロ以上のランニングが10年ぶりのアンドーは、果たして無事ゴールすることが出来たのでしょうか。
今回は、「これから初めて参加する人」や、「ちょっと気になっているけど踏み出せない人」のために、スパルタンレースの概要から実際参加してみての感想などをレポートにまとめました!
スパルタンレースとは?
スパルタンレースとは、アメリカでスタートして、現在30か国で240以上のレースが展開されている国際的なレースです。
内容は、数キロ、または数十キロのコースの中に20〜30個もの過酷な障害物があり、それを順にクリアしていくという、まさにドMのために作られたレースなのです。
日本では、「千葉の東京ドイツ村」や、「横須賀のソレイユの丘」、「茨城のこもれび森のイバライド」、「新潟のガーラ湯沢スノーリゾート」、そして2022年12月3日には「大阪の堺市原池公園」で開催が決定しています。
場所ごとに、勾配などのレベルが異なってくるので、そこがスパルタンレースの怖いところでもあります。笑
どんなコースがあるの?
スパルタンレースには、3種類+αのコースが用意されています。
今回わたしが参加したのは、「スプリント」です。
初参加というのもあり、まずは5kmのコースに出ようということになりました。
初心者は、まずスプリントから参加することをオススメします。
また、海外では「ウルトラ」というバケモノ級のコースもあるようです。。
フルマラソンより長くて、障害物の数が桁違いですよね。
どんな人が参加しているの?
参加資格は、お金を払えば誰でも参加ができます。
また、コースによって金額が多少異なってきますので、参加される際は確認してみてください。
また、スプリントオープン(初心者向け)の参加者の特徴ですが、25歳〜40歳までの参加者が多いイメージでした。
中には、50歳を超えているだろう人も参加しており、勇気が出たのはいうまでもありません。
「運動を始めるきっかけ」「普段の運動能力を試したい」、中には「罰ゲーム」で参加した人など参加理由は様々でした。
しかし、参加者に共通しているのは、「参加までに、多少の準備はしてきている」ことです。
参加の2ヶ月前から、徐々にランニングをして基礎体力をつけることをオススメします。
参加時の服装や準備するものは?
準備物は以下があれば問題ないです。
ビーストに出る参加者は、長時間になるため、ウイダーなどが入るチョッキのようなものが必要です。
休憩所が途中でありますが、少なく感じたので自分で途中に飲めるように準備した方が良いかと思っております。(少なく感じたのは、新潟開催だけかもしれません。)
【スパルタンレース新潟開催】初心者が内容をレポートします!
ここからはわたしが参加した、「スパルタンレース新潟開催〜ガーラ湯沢スノーリゾート〜」の模様をご紹介していきます。
結論からいうと「もしあなたが運動経験ゼロだったらやめておいた方がいい」です。
理由はレポートの途中でわかると思います。
まずは、わたくしアンドーのステータスから見ていきましょう。
身長:170cm
体重:65kg
仕事:IT系在宅ワーカー
運動経験:バスケ、週4回の筋トレ、ランニングは10年ぶり。
1ヶ月前からは、週2~3回はランニングをして、準備は入念にしておりました。
越後湯沢駅〜スタートまで
朝は7時54分の上野発の新幹線で「越後湯沢駅」へと向かいました。
わたしが出場をするレースは12時で、スタートの1時間半前には受付を済ませておく必要がありましたので、会場へは9時半ごろに到着していましたと思います。
受付後は、このような赤と黄色のリストバンドと、番号が記されたヘッドバンドをいただきました。
黄色は参加証、赤はレース完走後にもらえるメダルと、Tシャツの引換券になりますので無くさないようにしてくださいね。
受付後の待合時間は、ストレッチをしたり、水分や軽めの食事を取っている人、緊張しながら座り込んでいる人など、異様な雰囲気に包まれていました。
わたしはファイテンのコーナーで腰にテーピングをしてもらい、気持ち程度の予防をしていました。
では、いざ出陣の時間です。
スタート〜ゴールまで(5km 20個の障害物)
今回の新潟のコースは、ゴールしてからわかったことなのですが、スプリントは昨年よりもきつくなっているそうです。
こちらが、今年のコースマップです。
今年はスーパー(10km)がなくなり、スプリントとビーストのみの開催です。
赤がスプリント、黄緑がビーストですが、スタート位置から鬼の坂です。
ちなみに今年のゴール地点が去年のスタート地点だったみたいですね…
それだったら、すごい楽勝でした。笑
スタート地点では、EDMが爆音でかかっており、参加者の燃える心をさらに燃やしてくれています。
スパルタンレース参加者は、下記の曲を聞くとゾクゾクしてくるのではないでしょうか。
また、スタート5分前からは、司会の方が参加の意気込みを聞いたりして緊張をほぐしていきます。
いざスタートの直前には、スパルタンレースの名物の掛け声で、気分は最高潮になります!
司会者:「Who Am I?」
参加者:「I’m Spartan!」
司会者:「What is your Profession?」
参加者:「aroo! aroo! aroo! aroo!」(アルー、アルー、アルー、アルー!)
この掛け声と共に、スタートします。
さぁ、スタートしてからすぐにこの坂です。
わたしは正直、「この坂くらいなら楽勝でしょ」と思っていました。
しかし、進んでいくとこの坂が終わらない。
もう永遠にこの坂なのです。
見えている坂を登りきったと思ったら、またこの坂。
「休憩所はいつなんだ?」「こんなはずではなかった」「走るなんてとんでもないことだ」
と、参加されていた9割の方は思っていたのではないでしょうか。
結局この魔の坂は「2km以上」続き、今まで生きてきて経験したことのないキツさを体感しました。
約1時間半かけて、やっとの思いで障害物ゾーンにたどり着きました。
ここでは、約30kg近くある重りを、数百メートル運んだり、、
高いところに登ったり、、
重いものを上まで引いたり、、
またまた高いところを乗り越えたりしました。
他にもうんていや、つり輪を渡る障害物もありましたが、ここでは脱落者が後を立ちませんでした。
が、この方は前世が猿だったようです。
障害物も一通り終わり、そろそろゴールかな?と思っていたら、
なんと、最初の2kmよりも勾配が半端ではない坂の地獄が続いていたのです。笑
さすがにこの坂では、他の参加者で脚がつっている人や、寝転んでいる人が続出していましたね。
中には、キツすぎて泣き崩れている女性もいました…
しかしキツイ時こそ、
「頑張りましょう!」「大丈夫ですか?」「水入りますか?」など、声を積極的にかけている姿が目立ち始めて、普段味わうことが少ない人の優しさや、同じ経験を通じてのコミュニケーションが生まれ始めて、わたしもなんとか踏ん張ることが出来ました。
その時に、過去に部活で頑張っていた自分や、チームワークの大切さなど、仕事では味わうことのできない「なにか」を感じることが出来て、すごく感動したのをキツイ状態ながらに覚えています。
このキツすぎる坂を登りきった先には、給水所がありました。
わたしの友人は、障害物で手の皮が剥けすぎてボロボロになってしまい、絆創膏をもらって応急処置をしていました。(障害物では手袋を忘れずに!)
そんなことも束の間、ここからまた障害物のお時間です。笑
数十メートルにも渡る、有刺鉄線の下をくぐったり、
またまた、高いところに登ったりしました。笑(実は高所恐怖症なんです。)
他にも、やりを投げたり、30キロくらいあるバケツを持って、数百メートル運んだり、この時間にはキツすぎる障害物がいくつかありました。
この時点で約4キロなので、残りあと1キロです。ファイト!!
なんと、残り1キロはずっと下り坂でした。
上り坂よりも楽なので、転げ落ちないように足で踏ん張りながら、下山していきました。
建物が見えるところが、ゴールになります。
下り終わったら、ラスト2種目!
この山を登ったら、ついに火のゾーンをジャンプしてゴールです。
最後の最後に写真がなくてすみません…
こんなイメージの障害物です。笑
結果としては、今回はチーム7人で助け合っての参加だったので、約4時間くらいかかりました。
ですが、無事にゴールができてよかったです!!
(当初のイメージでは、完走まで1時間〜1時間半…笑)
ゴールしてからは、待望の「メダル」と「Tシャツ」をいただきました!
すごくかっこいい!!
Tシャツは「M」を注文したのですが、小さかったので、男性はLかXLがちょうど良いと思います。
メダルは、「スプリント」「スーパー」「ビースト」を完走すると、「トライフェクタ」という、メダルを合わせて、完全制覇の証明をすることが出来るみたいです。
これもすごくかっこいいです。
そしてこれ、また出ろってことですよね笑
主催者の方、かしこまりました。
約5ヶ月後のスパルタンレースのスーパーに参加することを決めていますので、またレポートしますね。
そして1年以内には、トライフェクタ完成させます。(20km走れるかな笑)
まとめ
今回の新潟開催は、予想の5倍以上きつかったのですが、わたしの人生の中でとても良い経験ができました。
(途中、キツすぎて主催者に文句を言っていましたが、今では感謝です。笑)
スパルタンレースを目指して、「運動を習慣化」するのにはもってこいかもしれません。
また人に備わっている本来の優しさや、辛いけど乗り越えようとしている姿を目の当たりにして、自分ももっと頑張らないとなと、本気で思わされる体験でした。
「何か頑張ることが欲しい」「今の自分を変えたい」「自分に自信が欲しい」と思っている人には、オススメのイベントだと思います。(新潟開催はキツイですが、、)
是非今回のレポートを通じて、スパルタンレースの参加者が増え、一緒に励ましあえたら嬉しいなと思っています。
では、またどこかのスパルタンレースでお会いしましょうね!
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